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快適に安全に暮らす気象学

明日の自信になる教養 5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-04-897671-8
4-04-897671-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

知識を持つと日々が快適になる。大雪や台風の災害から自衛する!生活を支える。理解する。命を守る。

目次

1 気象情報を知ることで、生活が快適になる(天気予報は生もの できるだけ最新の予測を見るのが正解
買い物は何時がベストか?明日の24時までの予報を活用する ほか)
2 どうして学ぶといいのか?気象学の必要性とは(「今日は晴れ」という予報なのに、空の8割が雲で覆われている!?
10mmの雨は「たった1cm」ではない?誤解されている天気予報の数々 ほか)
3 もはや異常ではない!?気象の異常を知る(春と秋が短くなり日本の季節は四季から二季へ?
平年値の期間が切り替わったことで気温の上昇、降水量の増加が明らかに ほか)
4 起こってからでは遅いから、気象災害から身を守る(自分の住んでいる場所の災害リスクを知ることが防災のスタートだった
増加した大雨から身を守るために「雨量」の予報を「災害」の予報につなげる ほか)
5 気象情報の広がりから予報で変わる未来(冬から夏へ向かう季節は気温が10℃を超えると冷やし中華が売れる
企業同士が連携して気象情報の高度利用が始まった ほか)

出版社・メーカーコメント

池上 彰氏が初めて責任編集をする、明日の自信になる教養シリーズ。5冊めは、『気象学』です。普段何気なく見ている天気予報。気温と雨だけ気にしている人が多いのではないでしょうか…。それだけではもったいないことを、本書では全編を通して、気象予報士の斉田季実治氏がわかりやすく教えてくれます。斉田氏は、NHK「ニュースウオッチ9」の気象キャスターをはじめ、気象にまつわる活動で活躍中です。本書ではまず、気象の知識を得ると、買い物に行く時間はいつがベストかなどといった、身近な日々の生活がぐんと快適になることを解説しています。予測の見方や活用の仕方を、図解を交えてレクチャーも。そして近年、線状降水帯、超熱帯夜といった気象災害が頻繁に起こっている深刻さについても説明。気象情報の活かし方しだいで、大切な命が守られることを伝えています。大雨、大雪、地震・津波などの項目別に、実際に皆さんがとるべき事前対応から事後対応までを解説しています。加えて、気象を好きになってもらえるような豆知識、例えば「空の8割が雲で覆われていても晴れ」などといった解説をはじめとする、基本的な知識も得らえます。また、いろいろなことがわかってきた「太陽フレア」をはじめとする宇宙天気が私たちに与える影響についても知ることができます。「気象」は私たち一人ひとりに密接に関係のあることです。まずは関心を持つこと、活用すること、自分の身を守ること、それらが一冊にまとまったのが、この『気象学』です。

著者紹介

斉田 季実治 (サイタ キミハル)  
1975年生まれ。気象予報士。気象防災アドバイザー。防災士。一級危機管理士。ABLab宇宙天気プロジェクトマネージャ。北海道大学で海洋気象学を専攻し、在学中に気象予報士資格を取得。北海道文化放送の報道記者、民間の気象会社などを経て、2006年からNHKで気象キャスターを務める。現在は「ニュースウオッチ9」に出演。著書多数
池上 彰 (イケガミ アキラ)  
1950年生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、NHK入局。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。独立後は取材執筆活動を続けながら、メディアでニュースをわかりやすく解説し、幅広い人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)