家族の昭和
中公文庫 せ9−5 私説昭和史 2
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-12-207591-7
(4-12-207591-2) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 301P 16cm |
商品内容
要旨 |
戦争体験を経て激変した「昭和」という時代と日本人。その根底にあったのは、家族の存在だった。吉野源三郎、幸田文、向田邦子、鎌田敏夫…。時代を描いた彼らの作品に登場するさまざまな「家族」の変遷から、「昭和」の実像を描き出す。巻末に、「自著解説」を新たに書き下ろす。 |
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目次 |
1 「戦前」の夜―向田邦子『父の詫び状』と吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(平伏する父 |
出版社・メーカーコメント
「昭和」という時代と日本人は、戦争体験を経て激変した。経済面ではすべてを失いながらも、瞬く間に飛躍的成長を遂げ、人びとの精神や生活習慣も大きく変貌した。そしてその激動の原動力となったのは、家族の存在だった。吉野源三郎、幸田文、向田邦子、鎌田敏夫。時代を描く彼らの作品に登場するさまざまな「家族」の変遷から、「昭和」の実像をとらえる。巻末に「自著解説」を増補。