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会津恋い鷹

春陽文庫 み18−3

出版社名 春陽堂書店
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-394-90499-1
4-394-90499-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 308P 15cm

商品内容

要旨

「眸んなかに、空があるんじゃ」時は幕末、京や江戸の擾乱は全国に波及し、会津藩は朝敵として追いつめられつつあった。会津の山中で鷹の雛と出逢い、鷹の魅力にすっかり心奪われた少女さよ。ふとした縁から藩の鷹匠に嫁ぎ、戊辰戦争で男たちが留守のなか自ら鷹と向き合う日々だったが、やがて抗いようのない大きな力は、次々とさよを巻き込んでゆく…。鷹に憑かれた一人の少女が、時代の激動に翻弄されながらもたくましく生き抜く姿を描く長篇小説。

著者紹介

皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)  
昭和4年(1929年)、京城に生まれる。1972年、少年向け時代小説『海と十字架』でデビュー。1973年、「アルカディアの夏」で第二〇回小説現代新人賞を受賞して本格的に活動を開始。推理小説、幻想小説、時代小説、西洋歴史小説の各ジャンルを横断して多彩な作品を数多く発表している。日本推理作家協会賞、直木賞、柴田錬三郎賞、吉川英治文学賞、本格ミステリ大賞、日本ミステリー文学大賞、毎日芸術賞、第三十四回紫式部文学賞(2024年)を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)