• 本

おしゃべりな絶滅動物たち 会えそうで会えなかった生きものと語る未来

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-00-061679-9
4-00-061679-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 214,8P 20cm

商品内容

要旨

ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバト…。近代以降、ヒトによる発見から驚くほど短期間で姿を消した動物たちの足跡を求め、著者は世界各地を訪ね歩いた。そこで耳にした、彼らの声なき声とは?絶滅という現象を悲しみ、いなくなった彼らの「復活」を試みる我々ヒトとは何者なのか?愛すべき動物と、ヒトの未来の物語。

目次

第一章 「絶滅」を知らない時代の絶滅―一八世紀、ステラーカイギュウ
第二章 「人為の絶滅」の発見―一九世紀、ドードー、ソリテアからオオウミガラスへ
第三章 現代的な環境思想の勃興―二〇世紀、生きた激流リョコウバト
第四章 絶滅できない!―二〇世紀、フクロオオカミ(タスマニアタイガー)
第五章 それでも絶滅は起きる―二一世紀、ヨウスコウカワイルカ(バイジー)
第六章 ドードーはよみがえるのか―二一世紀、「脱絶滅」を通して見えるもの
終章 絶滅動物は今も問いかける―「同じ船の仲間たち」と日本からの貢献

出版社・メーカーコメント

ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバト…。近代以降、ヒトによる発見から驚くほど短期間で姿を消した動物たちの足跡を求め、著者は世界各地を訪ね歩いた。そこで耳にした、彼らの声なき声とは? 絶滅という現象を悲しみ、いなくなった彼らの「復活」を試みる我々ヒトとは何者なのか? 愛すべき動物と、ヒトの未来の物語。

著者紹介

川端 裕人 (カワバタ ヒロト)  
1964年兵庫県明石市生まれ、千葉県千葉市育ち。文筆家。東京大学教養学部卒業。『我々はなぜ我々だけなのか―アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス。科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞受賞)、小説に『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会。新田次郎文学賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)