大国ヴィルヘルムの王、そして王妃として戴冠式を迎えたフリードとリディ。各国の要人に囲まれ祝福ムード全開の晩餐会を終えた二人は、早くも翌年行われる建国千年祭の準備を始める。千年前を思い出し、敬愛する初代国王と王妃に思いを馳せるアル。王家の歴史に耳を傾けていたリディだが、街に視祭に出たある日、白髪碧眼の老人に出会い…。そんな折、二人の絆の証明である王華がリディから消えてしまう―！千年王国ヴィルヘルム、新たなる歴史の幕開け。『王妃編』ついにスタート！