• 本

サーミランドの宮沢賢治

出版社名 白水社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-560-09153-1
4-560-09153-6
税込価格 2,530円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

賢治の魂と言葉を北極圏へ連れて行く旅に出た詩人と音楽家が、ほんとうの幸いを探る辺境紀行。

目次

風篇―小島敬太(氷河鼠のフェイクファー 二月七日新宿
四号線を北に行け 二月二十七日ウツヨキ
陰気な郵便脚夫 二月二十七日ウツヨキ、二十八日ヌオルガム
星めぐりの歌 二月二十八日ヌオルガム
ヌオルガムの樺の木 二月二十九日ヌオルガム ほか)
太陽篇―管啓次郎(太陽と風の土地へ なぜ北にむかうのか
ロヴァニエミへ
湖畔の村、イナリ
なぜかノワールなマイクロバスでウツヨキへ
雪歩き、橇遊び ほか)

出版社・メーカーコメント

『銀河鉄道の夜』起筆100年記念出版! 北に憧れる宮沢賢治の魂と言葉を北極圏に連れて行く旅に出た詩人と音楽家が、ほんとうの幸いを探る辺境紀行。

著者紹介

管 啓次郎 (スガ ケイジロウ)  
1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部および同大学院〈総合芸術系〉教授。2011年から、古川日出男・柴田元幸・小島ケイタニーラブとともに朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を始める。2022年、同朗読劇が宮沢賢治賞奨励賞を受賞。2011年、『斜線の旅』で読売文学賞受賞
小島 敬太 (コジマ ケイタ)  
1980年生まれ。音楽家・作家・翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。シンガーソングライター「小島ケイタニーラブ」として、NHKみんなのうた「毛布の日」などを制作。2011年から古川日出男・柴田元幸・管啓次郎とともに朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を始め、出演および音楽監督を務める。2022年、同朗読劇が宮沢賢治賞奨励賞を受賞。東京新聞・中日新聞の書評コーナー〈海外文学の森へ〉、K‐MIX(静岡エフエム)のラジオ番組〈魔法の国の児童文学〉を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)