田中角栄の昭和
朝日文庫 ほ4−13
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-02-262107-8
(4-02-262107-9) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 447P 15cm |
商品内容
要旨 |
カネで人を動かし、物量至上の社会体制を作った叩き上げの首相は、一方ではアメリカを相手に自主外交を貫いた戦後唯一の首相でもあった。田中角栄とはいったい何者だったのか?昭和史研究の第一人者が異能の宰相の功罪を検証し、歴史の中に位置づける。 |
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目次 |
序章 記憶のなかの指導者 |
出版社・メーカーコメント
昭和の時代は3人の首相で総括できる。東条英機、吉田茂、田中角栄だ。では田中は、昭和後期の日本人のどんな姿を映し出しているだろうか。田中とは、何者だったのだろうか。大衆の欲望を充足させ、精神なき物量世界を作り上げた異能宰相の軌跡を、昭和史研究の第一人者が歴史の中に正しく位置づける。解説は、『ロッキード疑獄』の春名幹男氏。目次序章 記憶の中の指導者第一章 戦わざる兵士の原風景第二章 新世代の登場と挫折第三章 権謀術数の渦中で第四章 庶民宰相への道第五章 田中内閣の歴史的功罪第六章 落城、そして院政の日々へ終章 田中政治の終焉とその残像あとがき朝日文庫版へのあとがき『田中角栄の昭和』関連略年表解説 春名幹男