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王になろうとした男

朝日文庫 い90−3 朝日時代小説文庫

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-02-265182-2
4-02-265182-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 422P 15cm

商品内容

要旨

今川義元の首を獲った毛利新助の懊悩、臣下に謀られ一族を虐殺された荒木村重の復讐、黒人奴隷となって売られてきた彌介の忠心など、信長の家臣たちの野心と生きざまを描いた異色の短篇集。新たに信長の五男・源三郎の復讐を描く「覇王の血」を収録。

出版社・メーカーコメント

毛利新助、塙直政、荒木村重、津田信澄、彌助。野心や野望があるがゆえに、運命に翻弄された信長の家臣たちを描く短編集。朝日文庫版に際し、不遇の幼少期を過ごし、美濃の有力国人・遠山氏に養子にやられた信長の五男、源三郎の復讐を描く「覇王の血」を新たに収録。目次果報者の槍毒を食らわば復讐鬼小才子王になろうとした男覇王の血歴史座談会 新しい信長像 そのカリスマと狂気高橋英樹/伊東潤/本郷和人解説 高橋英樹

著者紹介

伊東 潤 (イトウ ジュン)  
1960年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。2011年、『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、13年、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞を、14年、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)