夜の底を歩く
出版社名 | 早川書房 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-15-210391-8
(4-15-210391-4) |
税込価格 | 3,300円 |
頁数・縦 | 359P 19cm |
商品内容
要旨 |
17歳のキアラは、兄のマーカスと暮らしていた。父は病死、母は刑務所に入って、いまは更生施設にいた。自分たちだけで稼がないとならないというのに、マーカスはラッパーを夢見てばかり。心配事はまだあった。同じアパートに住む、ネグレクトを受けている9歳のトレバーだ。彼らのためにも懸命に職を探すキアラ。だが、雇ってくれる店はなく、追い詰められた果てに、思わぬことから売春をはじめる。愛する者を心の支えに続けるが、やがて街をゆるがす事件に巻き込まれてしまう。圧倒的な悪意に取り囲まれるなかで、キアラは―。荒々しい詩情で10代の少女が生きる現実を描き出す、史上最年少でブッカー賞候補に選出された米国作家のデビュー作! |
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出版社・メーカーコメント
17歳のキアラは、兄と二人暮らし。父は病死、母は獄中。ラッパーを夢見る兄のため、隣家の孤独な少年のため、彼女は職を探す。ある夜、思わぬことから、売春を始める。愛する者を心の支えとして働くキアラだったが、やがて街を揺るがす騒動に巻き込まれ……