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座右のラテン語 人生に効く珠玉の名句65

SB新書 681

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8156-2801-7
4-8156-2801-7
税込価格 1,045円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

時空を超えていにしえの知識人が人生を照らす。ウェルギリウス、オウィディウス、テレンティウス、プリニウス、セネカ、ユウェナーリス、ペトローニウス、パエドルス、リーウィウス、カエサル、プラウトゥス、クインティリアーヌス…。激動の古代ローマを生きた人物によるものを中心に、ラテン語の格言を取り上げる。人の悩みに時代の別はない。格言は困難に立ち向かう友となるだろう。なお格言はルビ付き。誰でも語感やリズムを楽しめる。

目次

第1章 人生と友情
第2章 芸術家のエネルギー
第3章 恋愛指南
第4章 ラテン語の表現世界
第5章 生き方について
第6章 為政者たちのラテン語
第7章 歴史の教訓

出版社・メーカーコメント

古代ローマを描いてきた漫画家と、気鋭のラテン語研究者。ふたりが選びに選び抜き、語りに語り尽くしたラテン語格言の数々。偉人たちの残した言葉の中に、人生に効く至言がきっと見つかる。libenter homines id quod volunt credunt 人は自分の信じたいものを喜んで信じる カエサル『ガリア戦記』dimidium facti qui coepit habet 物事を始めた人は、その半分を達成している ホラーティウス『書簡詩』amicus certus in re incerta cernitur 確かな友情は不確かな状況で見分けられる キケロー『友情論』(エンニウスの言葉)……など65点を紹介。※この対談は本書で初公開の語り下ろしです※ ホラーティウス、キケロー、ウェルギリウス、プリニウス、セネカ、カエサル……。ローマ人の残した言葉を、二人が読み解いていく、スリリングな対談。また、古代ローマ時代より後に生まれたラテン語も多数扱う。二人はどんな時に、どんなラテン語に救われたのか。創作の裏側にもつながるエピソードも多数明かされる。

著者紹介

ヤマザキ マリ (ヤマザキ マリ)  
漫画家・随筆家。東京造形大学客員教授。日本女子大学特別招聘教授。1967年東京都生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。2010年『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。24年『プリニウス』(とり・みきと共作)で第28回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞
ラテン語さん (ラテンゴサン)  
ラテン語研究者。1992年栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業。ラテン語・古典ギリシャ語の私塾である東京古典学舎の研究員。高校生でラテン語の学習を始め、2016年からX(旧Twitter)にてラテン語の魅力を毎日発信するほか、広告やゲーム、アニメ等でラテン語の作成・翻訳・監修にあたる。初著書『世界はラテン語でできている』が話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)