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怪談七変幻

竹書房怪談文庫 HO−671

出版社名 竹書房
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-8019-3997-4
4-8019-3997-X
税込価格 836円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

ベテランから新進気鋭までクセありな七名が集結、その奇妙奇天烈な味わいを堪能する新たなシリーズが登場。解体作業の現場で出てきた物は…「仏に非ず」(クダマツヒロシ)、中年男にいつも妙なことを言われ…「ハトのことなら大丈夫」(黒史郎)、無人販売所に並べられていたものを見て驚愕「生首とパイナップル」(蛙坂須美)、夜中に起きた幼い息子の異変「三月二十日」(丸山政也)、歴史資料館で石器を見てから感じる何者かの気配「共に闇を駆ける」(雨宮淳司)、初めて入った店なのになぜ…「常連」(鷲羽大介)、葬儀から始まった一連の怪異「祖母の振袖」(神沼三平太)など全46話収録。

目次

クダマツヒロシ(仏に非ず
野次馬 ほか)
黒史郎(愛しいタオル ほか)
蛙坂須美(生首とパイナップル ほか)
丸山政也(九人目 ほか)
雨宮淳司(共に闇を駆ける ほか)
鷲羽大介(普通のおばあちゃん ほか)
神沼三平太(トランポリン ほか)

出版社・メーカーコメント

現代怪談×民間伝承を確立した前作から続く2年ぶりの黒異譚シリーズ第2弾!ホラー作家・黒史郎が綴る底なしの恐怖に戦慄する!

著者紹介

黒 史郎 (クロ シロウ)  
小説家として活動する傍ら、実話怪談も多く手掛ける
蛙坂 須美 (アサカ スミ)  
Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談 鬼幽』でデビュー。国内外の文学に精通し、文芸誌への寄稿など枠にとらわれない活動を展開している
雨宮 淳司 (アメミヤ ジュンジ)  
医療に従事する傍ら、趣味で実話怪談を蒐集する。実話怪談コンテスト「超‐1」をきっかけに、2008年『恐怖箱 怪医』で単著デビュー、続く『恐怖箱 怪癒』『恐怖箱 怪〓』で病院怪談三部作を完結させた
神沼 三平太 (カミヌマ サンペイタ)  
神奈川県茅ヶ崎市出身。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、全国津々浦々での怪異体験を幅広く蒐集する
クダマツ ヒロシ (クダマツ ヒロシ)  
兵庫県神戸市出身。2021年から怪談を語る活動を開始。兄の影響でオカルトや怪談に興味を持ち、幼少期から現在に至るまで怪談蒐集をライフワークとしている。2023年、怪談マンスリーコンテスト「瞬殺怪談」企画にて、超短編部門で平山賞・黒木賞をダブル受賞
丸山 政也 (マルヤマ マサヤ)  
2011年「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞。「奇譚百物語」「信州怪談」各シリーズ、『怪談心中』「怪談実話 死神は招くよ』『恐怖実話奇想怪談』など
鷲羽 大介 (ワシュウ ダイスケ)  
「せんだい文学塾」代表。著書に『暗獄怪談 憑かれた話』『暗獄怪談 或る男の死』『暗獄怪談 我が名は死神』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)