潮音 第1巻
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2025年1月 |
ISBNコード |
978-4-16-391936-2
(4-16-391936-8) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 485P 20cm |
商品内容
要旨 |
蝦夷地から琉球を経由し中国大陸に至る「海の道」が、薩摩藩にもたらしたものとは?越中富山から薩摩に派遣された売薬行商人・川上弥一は、徐々に核心に迫っていく。黒船来航、幕府の危機を背景とした壮大な物語の開幕! |
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出版社・メーカーコメント
幕末・維新の激動に立ちむかった「富山の薬売り」たちの知恵と勇気。人を導く、「大いなる力」とは何か?人間を描き続けてきた宮本文学の集大成にして初の歴史小説、堂々の開幕篇。幕末の越中富山に生まれた川上弥一は、藩を挙げての商い・売薬業に身を投じる。やがて薩摩藩を担当する行商人となった弥一は、じょじょに薩摩藩の内情に通じてゆき、薬売りと薩摩藩をつなぐ「秘密」に気づき始めるーー黒船来航、幕府の危機を背景とした壮大な物語が、今はじまる。第二の開国(グローバリゼーションや通貨変動)にさらされる現代日本人にとって「羅針盤」となる大長編!全四巻それぞれに違った著者直筆の「ことば」が入った特典「讀む藥」付。