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ラスト1行でわかる名作300選

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-12-005881-3
4-12-005881-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 331P 21cm

商品内容

要旨

この1行が人生の教養になる。死ぬまでに読みたい本が多すぎるから1作1ページで解説。文豪の知性をエンディングに学ぶ!読売新聞人気連載「名作うしろ読み」書き下ろし26篇を増補した決定版!

目次

日本の小説篇(『浮雲』二葉亭四迷
『五重塔』幸田露伴
『たけくらべ』樋口一葉 ほか)
海外の小説篇(『ハムレット』シェイクスピア
『ドン・キホーテ』セルバンテス
『クレーヴの奥方』ラファィエット夫人 ほか)
ノンフィクション篇(『おくのほそ道』松尾芭蕉
『北越雪譜』鈴木牧之
『共産党宣言』マルクス+エンゲルス ほか)

出版社・メーカーコメント

有名な書き出しは数々あれど、さてラストは? 古今東西の名作300冊を斬新な視点で読み解く、楽しくてタメになる丸わかり文学案内。漱石の『吾輩は猫である』や、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の驚愕のラストとは? 時代を越えて愛されながら、意外と知られていない名作のエンディング。世界の文学300冊をお尻の一文から解説しつつ、文豪たちのセンスや生き方を鋭く批評する。斎藤美奈子流・切れ味抜群のブックガイド!『名作うしろ読み』&『吾輩はライ麦畑の青い鳥−名作うしろ読み』を合本し、新たな書き下ろし24本を加えた完全版。

著者紹介

斎藤 美奈子 (サイトウ ミナコ)  
1956年新潟県生まれ。児童書等の編集者を経て、94年に文芸評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。2002年『文章読本さん江』で、第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)