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世界のなかのフランスのフェミニズム

文庫クセジュ 1068

出版社名 白水社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-560-51068-1
4-560-51068-7
税込価格 1,540円
頁数・縦 161,10P 18cm

商品内容

要旨

「女性の権利と思想と行動の自由を求める闘い」は、さまざまな思想的・哲学的・政治的な思想潮流や、社会的・政治的な動員に表われている。本書は、近代以降の多様化する世界のフェミニズムに注目し、それぞれの思想や運動を、歴史的・地域的な文脈に位置づけながら、大きな潮流を捉える。

目次

序章 グローバルなアプローチ
第一章 男女平等の主張と女性の解放(一七八九年〜一八六〇年)(人権(男性の権利)と女性の権利―アメリカおよびフランスの革命の潮流
フェミニズムと初期社会主義
改革派フェミニズム)
第二章 国際化の時代(一八六〇年〜一九四五年)(ナショナルおよび国境横断的な集合的ダイナミズム
平等のための闘い
新しい女性たちと解放)
第三章 男女平等と女性解放のために(一九四五年〜二〇二〇年)(改革派フェミニズムの連続性
フェミニズム運動のラディカルな刷新(一九六〇年〜一九八〇年)
フェミニズムの拡散と多様化(一九八〇年〜二〇二〇年))
結論

出版社・メーカーコメント

多様化する近代以降のフェミニズムに注目し、個々の思想や運動を歴史的・地域的な文脈に位置づけながら、大きな潮流を捉える。

著者紹介

ロシュフォール,フロランス (ロシュフォール,フロランス)   Rochefort,Florence
フランス国立科学センター(CNRS)所属の歴史家。専門はフェミニズム・女性・ジェンダーの歴史、習俗のライシテ
伊達 聖伸 (ダテ キヨノブ)  
フランス国立リール第三大学博士課程修了。博士(宗教学)。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)