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新・空き家問題 2030年に向けての大変化

祥伝社新書 708

出版社名 祥伝社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-396-11708-5
4-396-11708-6
税込価格 1,012円
頁数・縦 201P 18cm

商品内容

要旨

2024年4月、総務省は住宅・土地統計調査を発表。それによれば、空き家は全国で900万1600戸に達した。7軒に1軒が空き家ということになる。しかも今後、首都圏に大量相続時代が到来し、さらなる空き家の増加が予想されている。なぜこうなってしまったのか。業界の第一人者である著者は、この結果を必然であったと分析し、2030年以降に大変化が起こると言う。すなわち、天国(首都圏の家が買いやすくなる)と地獄(相続登記をしないとペナルティが課せられる)が待っている。どうすれば空き家を減らせるのか。空き家になったらどう対処するのか。空き家を通して、日本社会の「現状」と「近未来」を読み解く。

目次

第1章 激増する首都圏の空き家
第2章 マンション空き住戸は大問題!
第3章 空き家になる前に―家族としての戦略
第4章 おひとりさまの空き家問題
第5章 空き家を増やさない―動き出した国と自治体
第6章 2030年、首都圏の家は買いやすくなる!?
第7章 空き家をなくすために―日本の都市計画と住宅政策の根本改革

出版社・メーカーコメント

今や、7軒に1軒が空き家 2024年4月、総務省は住宅・土地統計調査を発表。それによれば、空き家は全国で900万1600戸に達した。7軒に1軒が空き家ということになる。しかも今後、首都圏に大量相続時代が到来し、さらなる空き家の増加が予想されている。なぜこうなってしまったのか。業界の第一人者である著者は、この結果を必然であったと分析し、2030年以降に大変化が起こると言う。すなわち、天国(首都圏の家が買いやすくなる)と地獄(相続登記をしないとペナルティが課せられる)が待っている。どうすれば空き家を減らせるのか。空き家になったらどう対処するのか。空き家を通して、日本社会の「現状」と「近未来」を読み解く。(以下、目次より)●空き家900万戸の衝撃●空き家の半分以上はマンション空き住戸●実は世田谷区は空き家天国だった●おひとりさま老後のリアル●ついに、国が重い腰を上げた●絶対に押さえておきたい法改正●親の財産を知ることから、空き家対策が始まる●相続登記をしないと……●空き家バンクを活用しよう●不動産投資ブームに群がる人たち●2030年以降に起こる大変化●都内優良住宅が大量にマーケットに●住宅量産政策からの転換●街プラウドの醸成が空き家をなくす

著者紹介

牧野 知弘 (マキノ トモヒロ)  
東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループなどを経て、三井不動産に勤務。その後、J‐REIT(不動産投資信託)執行役員、運用会社代表取締役を経て独立。現在は、オラガ総研代表取締役としてホテルなどの不動産事業プロデュースを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)