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いのちの記憶

新潮文庫 さ−7−60 銀河を渡る 2

出版社名 新潮社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-10-123537-0
4-10-123537-6
税込価格 693円
頁数・縦 260P 16cm

商品内容

要旨

こことは別の場所に行き、ここにいる自分とは別の自分になってみたい―。盗賊にさらわれることに憧れていた少年時代、シルクロードを旅する私に父が詠んだ一句、北欧の小さなホテルでの会話から得た教訓、外の世界へと足を向かわせた熱の正体、人生の岐路となった『危機の宰相』、高倉健との偶然の出会いから始まった交流、そして永遠の別れ。忘れがたい無数の日々を追憶するエッセイ集。

目次

まだ、諦めない
教訓は何もない
あの春の夜の
三枚の記念写真
いのちの記憶
すべてを自分たちの手で
新聞記者になった日
この季節の小さな楽しみ
ありきたりのひとこと
小さな光
四十一人目の盗賊
天邪鬼
スランプってさあ、と少年は言った
地獄の一丁目
「お」のない「もてなし」
秋の果実
傘がある
欲望について
冬のひばり
熱を浴びる〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

こことは別の場所に行き、ここにいる自分とは別の自分になってみたい−−。盗賊にさらわれることに憧れていた少年時代、シルクロードを旅する私に父が詠んだ一句、北欧の小さなホテルでの会話から得た教訓、外の世界へと足を向かわせた熱の正体、人生の岐路となった『危機の宰相』、高倉健との偶然の出会いから始まった交流、そして永遠の別れ。忘れがたい無数の日々を追憶するエッセイ集。(はじめp71より引用)

著者紹介

沢木 耕太郎 (サワキ コウタロウ)  
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、’79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、’82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、’85年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。’86年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、’93年、JTB紀行文学賞を受賞した。’06年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、’14年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、’23年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)