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サラリーマン球団社長

文春文庫 き49−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-16-792335-8
4-16-792335-1
税込価格 902円
頁数・縦 335P 16cm

商品内容

要旨

旅行会社の営業から阪神タイガースへ。メーカーの経理から広島カープへ。傍流の者たちが低迷、赤貧に喘ぐ球団の再建に身を投じ、どん底の組織をひっくり返す。野球は素人でありながらも、情熱を頼りに理想の球団の夢を追い求める苦闘の日々。サラリーマン人生を賭けた異端者の献身を、同志だった元巨人球団代表が描く実話。

目次

傍流者の出向
赤貧球団なんでも屋
あきらめたらあかん
焼肉丼の味
下剋上人事
主流派との闘い
マネー・ボールのあけぼの
社長室はソロバンをはじいた
血を流す覚悟はあるか
「コア」をつかめ
サクラサク
ボロボロになる前に
枯れたリーダー
耐雪梅花麗

出版社・メーカーコメント

阪神電鉄の旅行マンから「阪神タイガース」に出向した野崎勝義。東洋工業に辞表を出して「広島東洋カープ」に転じた鈴木清明。野球とは縁のない2人のサラリーマンが、球団の建て直しに身を投じることになる。

著者紹介

清武 英利 (キヨタケ ヒデトシ)  
1950年宮崎県生まれ。立命館大学卒業後、75年に読売新聞社入社。社会部記者として警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社文庫)で第36回講談社ノンフィクション賞、『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』(講談社文庫)で第49大宅壮一ノンフィクション賞読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)