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八木重吉詩集

岩波文庫 31−236−1

出版社名 岩波書店
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-00-312361-4
4-00-312361-1
税込価格 1,155円
頁数・縦 363P 15cm

商品内容

要旨

わたしの詩よつひにひとつの称名であれ―29歳で翔け去った近代詩の彗星、八木重吉(1898‐1927)。珠玉の詩は、生きること、在ることへの愛しみとかなしみに満ちている。人間の内奥にある霊性が、読む者にはたらきかけてくる。2詩集『秋の瞳』『貧しき信徒』と、残された多くの「詩稿」、キーツ、ブレイクの「訳詩」から精選する。

目次

詩集 秋の瞳(息を殺せ
白い枝 ほか)
詩集 貧しき信徒(母の瞳
お月見 ほか)
詩稿(詩集 丘をよぢる白い路
詩集 鳩がとぶ ほか)
訳詩(訳詩 ジョン・キーツ
ブレーク『無心の歌』)

出版社・メーカーコメント

昭和詩の彗星、八木重吉(1898−1927)。残された珠玉の詩篇には、生きることへの愛しみと哀しみが満ちている。愛と祈りの詩人を一冊に編む。キリスト教詩人とされる八木は、特定の宗派を超えて受け入れられている。人間の内奥にある普遍的なものが、読む者に働きかけている。霊性と言葉の交響を明らかにする。