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生活保障と税制度の哲学

未来世界を哲学する 第7巻

出版社名 丸善出版
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-621-30989-6
4-621-30989-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 194P 19cm

商品内容

要旨

資本主義の進展にあわせて成立した福祉国家は、20世紀の戦後リベラリズムという特異な状況下で、国家による生活保障という理念を社会にひろく浸透させた。だが、経済成長の鈍化による財源確保の問題、少子化の問題、世代間格差の問題などの深刻化によって、この理念は現在、空中崩壊しつつある。生活保障とは何か。生活保障は誰が誰に対してどのように行うべきものなのか。税制度を通じた世代間格差の是正は可能なのか。21世紀には、生活保障のあり方を理念的・制度的に再検討する必要性が高まってゆく。

目次

第1章 アナーキズムと社会保障―相互扶助の(複数の)可能性(福祉国家から相互扶助へ
クロポトキンと相互扶助 ほか)
第2章 ベーシックインカム(基本所得)への批判的入門(基本所得のコアにある志
定義するのは難しい ほか)
第3章 社会保障制度で世代間格差を乗り越える(ケインズに見えなかった問題
社会保障の本質 ほか)
第4章 人権を保障する公正な世界をつくるには―「ビジネスと人権」と私たちの力から(人権の侵害と人権の保障
「ビジネスと人権」と指導原則―ラギーの枠組み、セン、道徳的権利 ほか)

著者紹介

神島 裕子 (カミシマ ユウコ)  
立命館大学総合心理学部教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは、現代正義論とケイパビリティ・アプローチ
金山 準 (カネヤマ ジュン)  
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。研究テーマは近現代フランス社会思想史
早川 健治 (ハヤカワ ケンジ)  
翻訳家・通訳者。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン哲学科修士課程修了。配信番組「フィネガンズ・ウェイクを読む」主催者。認証活動団体「本のフェアトレード」発起人
迫田 さやか (サコダ サヤカ)  
同志社大学経済学部准教授。同志社大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。博士(経済学)。研究テーマは、所得分配論(格差問題)と医療経済学
木山 幸輔 (キヤマ コウスケ)  
筑波大学人文社会系助教。東京大学総合文化研究科博士課程士課程単位取得満期退学。博士(学術)。研究テーマは、道徳・政治・法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)