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仕事をしながら母になる 「ひとりじゃないよ」心がラクになる思考のヒント

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-04-607117-0
4-04-607117-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 247P 19cm

商品内容

要旨

ハーバード大学小児精神科医とボストン大学感染症疫学者が語るエンドレスな育児キャリアへの葛藤。どう乗り越えたのか?働く女性のための仕事と育児の新しい考え方。

目次

第1章 日本の女性にエールを 内田舞×塩田佳代子対談(「みんなもう十分頑張っている」
システムの問題を個人に向けない
マイノリティの痛みは理解されにくい ほか)
第2章 内田舞「馬からおりない」(私の選択、私の人生、それを阻むもの
母親になる
日本社会に蔓延る固定観念 ほか)
第3章 塩田佳代子「大丈夫だよ、私もそうだったよ」(手探りで試行錯誤している真っ最中
子どもを産むってこういうことか!
人生に起こる「自然なリズムの変化」 ほか)

出版社・メーカーコメント

「頑張ってる姿、見えてるよ!素晴らしいよ!」「どうか焦らないで。大丈夫、一人じゃないよ」本書は、アメリカで研究者として働き、母親としても奮闘する二人が、日本人女性に向けてエールを贈る一冊です。エンドレスな育児、キャリアへの葛藤、どう乗り越えた?★第1章 日本の女性にエールを 内田舞×塩田佳代子対談マイノリティの痛みは理解されにくい時短の子持ち女性はずるい?思いやりの副作用、家族と仕事のバウンダリー(境界線)とはマウントの正体と、とても簡単な対処法★第2章 内田舞「馬からおりない」私の選択、私の人生、それを阻むもの妊娠しようと決意した二つのきっかけ母親業に比べたら自分の仕事はパラダイスエンドレスな育児、下がるプロダクティビティ日本社会に蔓延る固定観念「自分の苗字を変えるつもりはない」への反応 子どもを育てながらキャリアを築けている理由人間的な時間に寝て、起きたい家事育児の負担が傾くと、どんなに相手を思っていても不満が募る夜泣きとスリープトレーニング誰かが悪いのではなく社会がおかしい マムシェイミング(母親に恥を抱かせる攻撃)★第3章 塩田佳代子「大丈夫だよ、私もそうだったよ」悪阻がこんなにつらいものだなんてコロナ禍の第二子出産で産後うつ病 子どもを産むってこういうことか! お母さんか研究者か「働く母」「夢を追う母」を間近で見る実体験ー時間も体も自分のものではなくなったような感覚人生に起こる「自然なリズムの変化」生産性と効率性の呪い 心の仕組みを科学的に理解するディシジョン・ファティーグ(決断疲れ)との戦い 通知機能をオフにしよう 「ナッジ」を逆利用する方法★仕事をしながら父になるーあとがきにかえてー

著者紹介

内田 舞 (ウチダ マイ)  
小児精神科医。ハーバード大学医学部准教授。マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長。北海道大学医学部卒。在学中に米国医師国家試験に合格。卒業と同時に渡米し、イェール大学とハーバード大学で研修医として過ごす。臨床医としてアメリカで働く日本人の史上最年少の記録を更新。ハーバード大学付属病院であるマサチューセッツ総合病院にて臨床医として子どもたちの診察に携わる傍ら、研究者として気分障害などに関わる脳機能を解析する脳画像の研究にも尽力。研修医や医学生を指導する立場でもある。三児の母
塩田 佳代子 (シオダ カヨコ)  
感染症疫学者。獣医師。ボストン大学公衆衛生大学院グローバルヘルス学科アシスタントプロフェッサー。東京大学で六年間の獣医学専修を卒業。その後、アメリカ・アトランタのエモリー大学で公衆衛生学修士号取得。CDC(Centers for Disease Control and Prevention=米国疾病予防管理センター)において、感染症疫学者としてアウトブレイクの対応、サーベイランス、疫学研究などに二年間従事。西アフリカで起きたエボラ出血熱のパンデミックを目の当たりにし、スキルの向上を目指してイェール大学の感染症疫学科に進学し感染症疫学博士号取得。WHOのコンサルタントも務める。2022年、第一回羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)の奨励賞受賞。二児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)