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物流で世界史を読み解く 交易、移民問題から食文化の革新まで

PHP文庫 た118−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-569-90468-9
4-569-90468-8
税込価格 924円
頁数・縦 218P 15cm

商品内容

要旨

物流を制するものが世界を制す―物流問題を日本はどう切り抜けるか、栄枯盛衰の分岐点は「世界史」に学べ!本書は、物流の増加によって、世界がどのようにつながり、豊かになっていったのかをまとめた一冊である。

目次

フェニキア人はなぜ地中海貿易で繁栄したのか
なぜ、東アジアはヨーロッパに先駆けて経済発展したのか
イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか
ヴァイキングからハンザ商人、そしてオランダ商人へ
なぜ中国は朝貢貿易により衰退したのか
地中海はなぜ衰退し、バルト海・北海沿岸諸国が台頭したのか
喜望峰ルートは、アジアと欧州の関係をどう変えたか
東インド会社は何をおこなったのか
オランダはなぜ世界で最初のヘゲモニー国家になれたのか
パクス・ブリタニカはなぜ実現したのか
国家なき民は世界史をどう変えたのか1―アルメニア人
国家なき民は世界史をどう変えたのか2―セファルディム
イギリスの「茶の文化」はいかにしてつくられたのか
なぜイギリスで世界最初の工業化(産業革命)が生じたのか
アメリカの「海上のフロンティア」とは
十九世紀、なぜ西欧とアジアの経済力に大差がついたのか
近代の歴史と物流

出版社・メーカーコメント

原著の内容を大幅加筆・修正。「2024年問題」を総括し、物流について考えていかないといけないこと、また影響について言及する。

著者紹介

玉木 俊明 (タマキ トシアキ)  
京都産業大学経済学部教授。大阪市生まれ。1987年同志社大学文学部文化学科卒。93年同大学院博士課程単位取得退学。96年京都産業大学経済学部講師、2000年助教授、07年教授。09年『北方ヨーロッパの商業と経済 1550‐1815年』(知泉書館)で大阪大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)