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もしものせかい

出版社名 ポプラ社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-591-18522-3
4-591-18522-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 48P 20cm

商品内容

要旨

もしもなにかをなくしたら。もしももどってこないなら。何度も読み返してほしい、ヨシタケシンスケが描く新しいものがたり。

出版社・メーカーコメント

「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」  ヨシタケシンスケもしも なにかを なくしたら。もしも もどって こないなら。男の子が寝ていると、大事にしていたロボットが話しかけます。「やあ、おはよう。突然で申し訳ないんだけど、ボク、もしものせかいに行くことになりました」。「もしものせかい」がどんなところか、どうして「もしものせかい」に行かなくちゃいけないのか、小さくなってしまった「いつものせかい」でどう生きていけばいいのか……ロボットは、ひとつひとつ説明しはじめます。本書『もしものせかい』は、多忙な著者にとって、はじめて「誰かに依頼される前に生まれた物語」でした。自身の悲しい経験により、この物語を描かないと先に進めない−−つまり、少し前の“ヨシタケシンスケ”にとって、『もしものせかい』はどうしても描く必要のある物語だったそうです。悲しみや喪失感を忘れようとしたり、もとの自分を取り戻そうとしたりするのではなく、その経験そのものをまるごと抱えて生きていくこととは? そして「その先」への思いが詰まっています。「もしものせかい」を持つすべての人へ。

著者紹介

ヨシタケ シンスケ (ヨシタケ シンスケ)  
絵本作家、イラストレーター。1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常の1コマを切り取ったスケッチ集や、装画、挿絵など、幅広く活動している。MOE絵本屋さん大賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)