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教誨

小学館文庫 ゆ8−1

出版社名 小学館
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-09-407433-8
4-09-407433-3
税込価格 891円
頁数・縦 397P 15cm

商品内容

要旨

吉沢香純と母の静江は、遠縁の死刑囚三原響子から身柄引受人に指名され、刑の執行後に東京拘置所で遺骨と遺品を受け取った。響子は我が子も含む女児二人を殺めたとされた。事件当時、「毒親」と散々に報じられた響子と、香純の記憶は、重なり合わない。香純は、響子の教誨師だった下間将人住職の力添えを受け、遺骨を三原家の墓におさめてもらうために、菩提寺がある青森県相野町を単身訪れる。香純は、響子が最期に遺した言葉「約束は守ったよ、褒めて」が気になっていた―。女性死刑囚の心の裡に迫る、長編犯罪小説!

出版社・メーカーコメント

女性死刑囚の心に裡に迫る長編犯罪小説! どうすれば、事件は防げたのか。すべての者の鎮魂を願う。−−柚月裕子

著者紹介

柚月 裕子 (ユズキ ユウコ)  
1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年、『検事の本懐』で第一五回大藪春彦賞を受賞。16年、『狐狼の血』で第六九回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)