C線上のアリア
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-02-252035-7
(4-02-252035-3) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 348P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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C線上のアリア
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
朝日新聞連載時から注目された作品。これまでの湊かなえ小説とはひと味もふた味も違った印象を持つ。介護や認知症、嫁姑問題などといった現代の根深い現実を裏に映しつつ、女性の声なき声で展開するミステリー。さまざまな問いかけを受ける読後感に包まれる。
伏線アイテムとなる村上春樹ノルウェイの森を再読してみたくなる。(2025年4月1日)
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商品内容
要旨 |
中学生の時に両親を事故でなくした美佐は、叔母に引き取られ、高校時代を山間部の田舎町で過ごす。それから約30年、叔母に認知症の症状が見られると役場から連絡があり、懐かしい故郷を訪れる。かつて、美しく丁寧に暮らしていた家はごみ屋敷と化していた。片付けを進めていくと、当時の恋人から借りた本を見つける。あったかもしれない未来をのぞき見するような思いで、本を返しに行った美佐は、衝撃的な場面を目撃する。担い手となった女性たちの心の声が響く介護ミステリ。 |
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出版社・メーカーコメント
育った家がごみ屋敷となり果て、久しぶりに戻った美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。そこからひもとかれる、家族にさえ言えなかった叔母の秘密とは……。朝日新聞連載時から話題! 湊かなえが新たに挑む、先が読めない「介護ミステリ」。