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リベラルアーツと芸術

出版社名 水声社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-8010-0846-5
4-8010-0846-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 259P 19cm

商品内容

要旨

芸術こそ、真のリベラルアーツである。常識を揺さぶり、日常生活に埋もれた感性を目覚めさせる芸術作品は、自由を見つけるリベラルアーツの実践そのものではないだろうか?社会を映す作品を通じて世界の見方を問いなおす、芸術教育/リベラルアーツ教育のあり方を探る。

目次

1 シンポジウム リベラルアーツと芸術(三浦篤
亀山郁夫
松浦寿輝
石井洋二郎)
2(芸術をめぐる三つの問い(石井洋二郎)
漫画と芸術の架け橋―谷口ジローを通して(泉美知子)
音楽論は文明論たりうるか?―「教養」の実用性について考える(岡田暁生)
分かち合いとしてのクラシック音楽―「聞くこと」のリベラルアーツ(鈴木順子)
映画の悩ましさ―芸術と非芸術のあいだ(野崎歓)
建築とリベラルアーツ―『建築十書』と『方丈記』を傍らに(松田法子)
鉄腕アトムに芸術は可能か(坂井修一)
身体感覚としての芸術鑑賞と「書くこと」(大辻都)
リベラルアーツという芸術―リスクのある自由へ向けて(田中純))

著者紹介

石井 洋二郎 (イシイ ヨウジロウ)  
京都先端科学大学特任教授、東京大学・中部大学名誉教授(フランス文学・思想)
鈴木 順子 (スズキ ジュンコ)  
中部大学教授・創造的リベラルアーツセンター長(フランス語圏思想・地域文化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)