ものごころ
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-16-391942-3
(4-16-391942-2) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 194P 20cm |
商品内容
要旨 |
従兄の結婚相手に勉強を教わる僕のかたわらで、ヤゴとメダカが成長する(「はね」)二人の少年が川原で拾った、怪我をした犬の命運は。(「心臓」)子供が飲み込んでしまったスモモの種はいつ出てくるのか。(「種」)―日常の些細な出来事がきらきらと輝きだす、9篇の色あざやかな「子供の世界」。 |
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出版社・メーカーコメント
植物や花、虫やさまざまな生き物が乱舞する、色鮮やかで心躍る「子供の世界」へ!二人の少年が川原で拾った、怪我をした犬の命運は。(「心臓」)子供が飲み込んでしまったスモモの種はいつ出てくるのか。(「種」)「穴」で芥川賞を受賞して以来、独自の小説世界を築いてきた小山田浩子さん。近年では海外に招かれる機会も多く、「日本発のマジックリアリズム」の旗手として注目を集める著者が、言葉の奔流のような文体と、顕微鏡をのぞきこむような高精細な描写で「子供の世界」に挑む9篇。子供の世界へ身体ごとダイブし、子供が見るように世界を見る、唯一無二のカラフルな小説集。