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プロパガンダの見抜き方

新潮新書 1079

出版社名 新潮社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-10-611079-5
4-10-611079-2
税込価格 1,056円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

日々見聞きするニュース、SNS経由の“真実”、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント…発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく。それがプロパガンダ3・5時代の現実だ。常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか。古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する。

目次

序章 なぜ見抜く技術が必要なのか(プロパガンダ・リテラシーの勧め
効果的なプロパガンダは「物語」を持っている
ゆるキャラとグレタさんは強力なツールとして機能している)
第1章 どう生まれ、どう発展したか―プロパガンダの歴史(布教が起源だった
宗教改革は世界初のプロパガンダ成功例
活字媒体時代のプロパガンダ
国家プロパガンダの誕生
プロパガンダのバリエーション)
第2章 現代日本人は何に乗せられたか―成功した2例の研究(アメリカ流プロパガンダが日本を変えた「郵政民営化」
「望月衣塑子記者」というリアリティ・ショー)
第3章 私たちは情報戦の最中にいる―駆使される数々の定石(私たちは戦時プロパガンダの時代に生きている
プーチンは自ら設定したステージで演技を続ける
「宝石」が成功の鍵を握る)
第4章 プロパガンダ3.5時代が到来した―マユツバ思考の重要性(スマホとSNSが生み出したプロパガンダ3.5世代
プロパガンダからの自衛策とは)

出版社・メーカーコメント

日々見聞きするニュース、SNS経由の真実、皆に愛される「ゆるキャラ」、評判の映画、国家的規模のイベント……発信されるあらゆる情報の裏にある意図と目的を見抜けないと、知らないうちに思考や行動は誘導されていく。それがプロパガンダ3・5時代の現実だ。常に情報戦の最中にいる私たちは何を知っていればいいのか。古今の成功例、巧みな手口、定石等を示しながら、具体的な「見抜き方」を伝授する。

著者紹介

烏賀陽 弘道 (ウガヤ ヒロミチ)  
1963(昭和38)年生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部、「AERA」編集部勤務などを経て退社し、フリージャーナリストに。コロンビア大学国際公共政策大学院修士課程(軍事論)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)