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闇より暗き我が祈り

ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 526−1

出版社名 早川書房
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-15-186501-5
4-15-186501-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 382P 16cm

商品内容

要旨

ヴァージニア州の田舎町で葬儀社に勤めるネイサンは、イーソー牧師殺害事件の調査を信徒から依頼される。腐敗した保安官事務所があてにならないからだ。調査のなかで次第に、牧師に裏の顔があったことが判明する。有権者やギャングからの多額の寄付は何を意味するのか。町を支配する暴力から目を背ける神と保安官に代わり、自分の力だけで解決しようとネイサンは決意するが…現代ノワール小説の俊英の鮮烈なデビュー作。

出版社・メーカーコメント

白人の父と黒人の母を持つ私立探偵ネイサンは牧師殺害事件の調査に乗り出す。彼は事件の鍵を握るUSBを手に入れたことで命を狙われ……

著者紹介

コスピー,S.A. (コスピー,S.A.)   Cosby,S.A.
米国ヴァージニア州出身。クリストファー・ニューポート大学で英文学を学んだのち、警備員、建設作業員、葬儀社のアシスタントなど様々な職業を経て作家になる。2019年『闇より暗き我が祈り』(本書)で長篇デビュー。第二作『黒き荒野の果て』(20)、第三作『頬に哀しみを刻め』(21)のどちらもアンソニー賞、マカヴィティ賞、バリー賞の三冠を達成。『頬に哀しみを刻め』と第四作『すべての罪は血を流す』(23)はMWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞長篇賞最終候補作となった
加賀山 卓朗 (カガヤマ タクロウ)  
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)