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これからの社会を考えるための科学講義 天と地と人のあいだで

出版社名 青土社
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-7917-7701-3
4-7917-7701-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 277P 19cm

商品内容

要旨

宇宙、地球、人間の歴史から、トランスサイエンス問題、科学者と軍事研究、そして日本最初の稼働差し止め訴訟、原発再稼働の議論の最前線まで…。科学と倫理の問題を問い続けてきた著者がおくる最終講義。

目次

第1話 天と地と人のあいだで―かけがえのない地球で世界の子どもたちに平和を!
第2話 トランスサイエンス問題―科学の限界と原発の安全性
第3話 日本最初の稼働差し止め訴訟―伊方原発訴訟とその後
第4話 再稼働の議論の最前線で―新潟から原発問題を問いかける
第5話 なぜ原発が止められないのか?―無責任な日本の原発行政
第6話 科学者と戦争―軍事化する日本と科学の動員
第7話 今、新しい戦前を迎えているのか?

著者紹介

池内 了 (イケウチ サトル)  
1944年、兵庫県生まれ。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。専門は宇宙論、科学技術社会論。世界平和アピール七人委員会の委員でもあり、長年にわたり科学者の立場から平和を呼びかけ続けている。『お父さんが話してくれた宇宙の歴史(全4冊)』(岩波書店)で産経児童出版文化賞JR賞、日本科学読物賞を、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)で科学出版賞(講談社)、産経児童出版文化賞推薦を、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』(みすず書房)で毎日出版文化賞特別賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)