動乱期を生きる
祥伝社新書 710
出版社名 | 祥伝社 |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-396-11710-8
(4-396-11710-8) |
税込価格 | 1,122円 |
頁数・縦 | 311P 18cm |
商品内容
要旨 |
没落する日本人への警鐘。「開かれた対話」から見えてくる底の抜けた国の惨状と退行する世界の行方― |
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目次 |
第1章 倫理的崩壊の危機 |
出版社・メーカーコメント
知の巨人と気鋭の戦史・紛争史研究家がとことん語り合う 資本主義、SNS選挙、安全保障、日米関係、トランプ大統領、中東問題の今と未来■「株式会社思考」が蔓延する社会の病 すでに権力を持っていることを理由に、強者が権力者然としてふるまう政体。それを「パワークラシー」という。そして、このパワークラシーにどっぷり浸透してしまっているのが日本の社会である。現代の日本では、強者を求める国民心理、短期的利益を求める「株式会社思考」が蔓延している。さらに、マスメディアによるジャーナリズムの放棄、現状追認を促すインフルエンサーの台頭と相俟まって、傲慢で短絡的な政治家・インフルエンサーの言動が人気を集める不可解な現象が起きているのだ。一方、世界を見渡しても、近代以前への回帰志向を持つ指導者が支持を集め、恐怖と混乱をもたらしている。この動乱の時代において、私たちに残された道はあるのか?本書では異なる専門を持つ二人が、300ページを超える圧倒的なボリュームで、日本が抱える問題とディストピアを余すことなく語る。暗い未来の中に見える一筋の光とはーー。