商品内容
要旨 |
時代の大転換に立ち会った群像を生き生きと描き出す雄渾の巨編、いよいよ佳境へ!時代は江戸幕府最末期の安政から元治年間。薬売りとして一本立ちした川上弥一は、京に拠点を移す。寺田屋事件、池田屋事件と血なまぐさい騒動が続く京で、弥一は旧知の薩摩藩士・園田矢之助らと呼応しながら、戦乱の町を奔走する。 |
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4-16-391947-3
潮音 第2巻
宮本輝/著
文藝春秋
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BK
出版社・メーカーコメント
幕末・維新の動乱を描く宮本文学初の大河歴史小説、いよいよ佳境へ!時代は江戸幕府最末期の安政から元治年間。お登勢を妻に迎え薬売りとして一本立ちした弥一は、「高麗屋」の主・金兵衛から、京で二、三年暮らし、経験をさらに積むよう言われる。その頃京には、島津久光が兵を率いて上洛し、天皇を奉じて幕府と対決する−−との噂が流れていた。弥一は、薩摩藩邸に向かい旧知の園田矢之助と面会する。尊王攘夷の嵐はますます吹き荒れ、寺田屋事件、池田屋事件と血なまぐさい騒動が続く。さらに攘夷派のもう一つの雄・長州藩と諸外国の間で紛争が起き、いよいよ幕府の権力は崩れつつあった。