デイヴィッド・ホックニーについて語ることは、すなわち情熱の物語に他ならない。見ることへの情熱、伝えることへの情熱、イメージへの情熱、さらには、生きることへの情熱だ。ホックニーの絵画は、時に優しく、遊び心にあふれ、また時に荘厳である。そのどれもが、この世界にわたしたちが存在することの意味、世界を目にし、活動し、愛することの意味を伝えている。本書『デイヴィッド・ホックニー作品集Ｈｏｃｋｎｅｙ’ｓ　Ｐｉｃｔｕｒｅｓ』では、６０年以上にわたるホックニーの創造性を目の当たりにできる。油彩や素描、水彩、版画、写真作品の変遷と多様性を紹介するとともに、近年の最新作を取り上げる。ホックニーの作家人生を辿る、作品約５００点収録！

描写をめぐる課題（絵を見るということ
様式のマリアージュ　ほか）
日常をとらえる（ライフ・アンド・ラブ
生きる日々　ほか）
肖像画（友だち
家族　ほか）
空間と光（南へ
西へ　ほか）
無限のインスピレーション（ヨークシャーの四季
コンピュータ・ドローイング　ほか）