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新しい星

文春文庫 あ82−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-16-792342-6
4-16-792342-4
税込価格 847円
頁数・縦 242P 16cm

商品内容

要旨

幸せな人生だった。これからも幸せな日々が続くはずだった―。そんなある日、ふいに断ち切られた日常。幼い娘を喪った青子と、乳癌を宣告された茅乃は、10年ぶりに再開した合気道をきっかけに、かつての仲間たちと再会する。大人になり、痛みを知った男女4人の交流が胸を打つ、第166回直木賞候補作。

出版社・メーカーコメント

娘を喪った青子と、病を宣告された茅乃。〈あたりまえ〉から放り出されたその先で、私たちはもう一度生きると決めた。喪失の彼方のうららかな場所を描く、第166回直木賞候補作。(あらすじ)ふいに断ち切られた日常を前に立ち竦む青子と茅乃は、10年ぶりに再開した合気道をきっかけに、かつての仲間たちと再会する。大人になり、痛みを知った男女4人の交流が胸を打つ……◎白尾悠氏、絶賛!少し離れたところから、光を届けてくれる誰かがいる。“ひとり”の中に“あなたと私”がある。『新しい星』は私たちの孤独を、そして孤独の中で共に存るということを、祝福する小説なのだ。(解説より)

著者紹介

彩瀬 まる (アヤセ マル)  
1986年、千葉県生まれ。2010年「花に眩む」で第9回「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞しデビュー。17年『くちなし』で第158回直木賞候補。18年同作で、全国の高校生の議論により選ばれる第5回高校生直木賞受賞。22年『新しい星』で第166回直木賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)