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虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ

出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-596-72564-6
4-596-72564-0
税込価格 3,630円
頁数・縦 620P 20cm

商品内容

要旨

ある理由で一流ジャーナリストからフェイクニュースの王に転落した中年男ボイド。カリフォルニアの田舎町でデパートの店長をしている彼は地元銀行の窓口係アンジーに銃をつきつけ、奪った8万1千ドルと彼女を連れ逃避行に出る。仕切り屋で喋り通しのアンジーに閉口しつつアメリカを縦断するボイドと、彼をとりまく大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者―追う者追われる者が入り乱れ、嘘と疫病に乗って全米を疾走するが…。ティム・オブライエン、20年ぶりの長編小説。

出版社・メーカーコメント

虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が仕掛ける奇想天外なロードトリップ――ピュリッツァー賞候補作家が放つ長編小説、待望の全訳!オブライエン(著)×村上春樹(訳)ある理由で一流ジャーナリストからフェイクニュースの王に転落した中年男ボイド。カリフォルニアの田舎町でデパートの店長をしている彼は地元銀行の窓口係アンジーに銃をつきつけ、奪った8万1千ドルと彼女を連れ逃避行に出る。仕切り屋で喋り通しのアンジーに閉口しつつアメリカを縦断するボイドと、彼をとりまく大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者――追う者追われる者が入り乱れ、嘘と疫病に乗って全米を疾走するが……。ティム・オブライエン、20年ぶりの長編小説。

著者紹介

オブライエン,ティム (オブライエン,ティム)   O’Brien,Tim
『僕が戦場で死んだら』(原題If I Die in a Combat Zone/中野圭二訳)で1973年にデビュー。78年の『カチアートを追跡して』(原題Going After Cacciato/生井英考訳)が全米図書賞を受賞。90年『本当の戦争の話をしよう』(原題The Things They Carried/村上春樹訳)はピュリッツァー賞と全米批評家協会賞の最終候補となり、シカゴ・トリビューン・ハートランド賞とフランスのPrix du MeilleurLivre ´Etranger(外国語文学賞)を受賞など受賞多数
村上 春樹 (ムラカミ ハルキ)  
1949年京都生まれ。デビュー作『風の歌を聴け』で1979年に「群像」新人文学賞受賞。85年の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)