車井戸は何故軋る 横溝正史傑作短編集
出版社名 | 東京創元社 |
---|---|
出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-488-02921-0
(4-488-02921-3) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 377P 20cm |
商品内容
要旨 |
ミステリ界の巨匠・横溝正史。本格推理、耽美小説、時代小説など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の軌跡を堪能できる傑作十七編を、入手困難な初出誌と初刊本をもとにして執筆順に収録。寄宿舎内で起きた、死体のない殺人を描くデビュー作「恐ろしき四月馬鹿」。かつて亡き姉と過ごした蔵の中で、少年が遠眼鏡で見たある光景が語られる「蔵の中」。河を流れてきた、胸に短刀が刺さった〓人形が悲劇の幕開けを告げる、“由利麟太郎”シリーズ「猫と〓人形」。『犬神家の一族』の原点ともいうべき名品の雑誌掲載版「車井戸は何故軋る」。殺人の濡れ衣を着せられた男が隣人・金田一耕助に救われる、「蝙蝠と蛞蝓」。著者没後に発表された、記憶喪失の女性の正体をめぐる「空〓処女」などを精選して贈る、珠玉のベスト短編集! |
---|
出版社・メーカーコメント
ミステリ界の巨匠・横溝正史。デビュー短編「恐ろしき四月馬鹿(エイプリル・フール)」から著者没後発見された「空?処女(うつせみおとめ)」まで、ノンシリーズ、〈由利麟太郎〉シリーズ、〈金田一耕助〉シリーズなどから厳選した名作17編を、初出誌と初刊単行本を底本にして発表順に収める。本格推理、耽美趣味、時代小説など様々なジャンルにわたって傑作を残した巨匠の、多彩な才能の軌跡を堪能できる、珠玉の短編集!