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小さな神たちの祭り

潮文庫 う−4

出版社名 潮出版社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-267-02452-8
4-267-02452-9
税込価格 935円
頁数・縦 252P 16cm

商品内容

要旨

宮城県亘理町のいちご農家の長男・谷川晃は、2011年3月11日、大学進学を控え諸準備のため上京していた。その日、晃を除く家族全員が津波に呑まれ、8年経ってもまだ誰も見つかっていない。大学卒業後、仙台に戻った晃の目には、人々は震災のことなどすっかり忘れているかのように映っており、恋人との結婚にも踏み出せずにいた。そんな時、目の前に1台のタクシーが現れ―。東日本大震災から前を向き立ちあがる一人の青年を描いた感動のTVドラマ「小さな神たちの祭り」。脚本を執筆した作者自らの筆による完全描き下ろしの小説版が、ついに文庫化!ドラマ作品では描かれていない一つ一つのエピソードの詳細は必見。巻末には、ドラマで主演を務めた俳優・千葉雄大さんによる解説を掲載。

出版社・メーカーコメント

3、11を忘れない−−。感動のTVドラマを作者・内館牧子自らの筆で書き下ろした小説版が文庫で登場!巻末にはドラマで主役を演じた俳優・千葉雄大氏 感動の解説を掲載!

著者紹介

内館 牧子 (ウチダテ マキコ)  
1948年秋田県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。三菱重工業に入社後、13年半のOL生活を経て、88年に脚本家デビュー。93年「ひらり」で橋田賞大賞、2011年「塀の中の中学校」でモンテカルロ・テレビ祭にて最優秀作品賞など三冠を獲得。21年「小さな神たちの祭り」でアジアテレビジョンアワード最優秀作品賞受賞。大の好角家としても知られ、00年9月より女性初の横綱審議委員会審議委員に就任し、10年1月任期満了により同委員退任。06年東北大学大学院文学研究科で、修士論文「大相撲の宗教学的考察―土俵という聖域」で修士号取得。05年より同大学相撲部監督に就任し、現在総監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)