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初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-16-391954-6
4-16-391954-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 213P 19cm

商品内容

要旨

断ち切れぬ相手への想い、繋がる縁もわかれ縁も―。“離婚調停のスペシャリスト”たちが営む公事宿狸穴屋。自らも亭主に三行半を突きつけた絵乃が立ち向かう次なる難題は―?「心淋し川」「善人長屋」の著者が贈る江戸人情ものがたり。

出版社・メーカーコメント

狸穴屋は本日も大繁盛――。祭りぎらい……浅草三社祭りが離婚の種に!? 三見の三義人……200年前、質屋に入れられたのは「海」だった 身代わり……訴えられたのはなんと、評定所のお偉方 夏椿……離婚を承知しない夫に嗅がせた妙薬とは? 初瀬屋の客……公事師の娘の頼みは、「客の後をつける」こと 証しの騙し絵……30年前に別れた夫が戻ってきたらしい。狙いは?

著者紹介

西條 奈加 (サイジョウ ナカ)  
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第十七回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年『涅槃の雪』で第十八回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第三十六回吉川英治文学新人賞、18年『無暁の鈴』で第一回細谷正充賞、21年『心淋し川』で第百六十四回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)