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自己肯定感は高くないとダメなのか

ちくまプリマー新書 486

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-480-68519-3
4-480-68519-7
税込価格 924円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

「自分に満足している」と答える日本の若者の割合は約4割と欧米の半分以下。それはなぜなのか。そもそもどのようにして測定されているのだろう?心理メカニズムを解明すると、何を鍛え何を高めればいいのか、若者が成長するために大切にすべきことが見えてくる!

目次

第一章 自己肯定感っていう言葉を最近よく耳にする(自己肯定感を高めようという働きかけへの違和感
自己肯定感の低い自分はダメなのか? ほか)
第二章 日本の若者は自己肯定感が低いって言われるけれど…(国際比較によれば日本の若者の自己肯定感は極端に低い
ここで浮上する三つの疑問 ほか)
第三章 自己肯定感はどのように測定されるのか?(自己肯定感という言葉のあいまいさ
自己肯定感って何だろう? ほか)
第四章 ほめられても真の自己肯定感は高まらない(ほめる教育・ほめる子育て全盛の時代
欧米の親や先生はほめ上手と言うが… ほか)
第五章 ほんとうに大切なことに目を向けよう(ほんとうの自己肯定感とは?
自己肯定感の心理メカニズムは文化によって異なる ほか)

出版社・メーカーコメント

自己肯定感は、日々葛藤しつつ生きていくことで少しずつ高まるもの。成長途上の若者が自分はまだ未熟だなと思うのは自然な事。ほめたらのびるものではない!

著者紹介

榎本 博明 (エノモト ヒロアキ)  
1955年東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)