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移動の文明誌 「自由」と「不自由」の狭間で

出版社名 思文閣出版
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-7842-2081-6
4-7842-2081-X
税込価格 9,900円
頁数・縦 450,8P 22cm

商品内容

要旨

移動は人を自由にするのか?コロナ禍で移動の不自由を経験した世界に問う、移動をめぐる価値観を揺さぶる論文集。

目次

序章 移動を問い直す(鈴木英明)
第一部 移動を生み出す力学(労働のイニシアチブと出稼ぎ移民―トランシルヴァニアの山村から(杉本敦)
ヨーロッパにおけるジプシー/ロマの移動とホーム―フランスに暮らすロマ移民とマヌーシュを事例に(左地亮子)
「移民の世紀」における西アフリカ―ガンビアにおける落花生輸出と移住労働者の事例から(小林和夫)
自由をまたぐ移動西―アフリカのソニンケの人びと(三島禎子)
アフロユーラシアにおける牧畜民の移動―ソマリの事例を中心に(池谷和信))
第二部 移動が生み出す関係性(近代華工の実践を通した自由/不自由の再考(園田節子)
故地と移動先とのせめぎあい―インドの商業集団マールワーリーとその自画像の諸相(田中鉄也)
海を渡るということ―一四世紀のイエメン・ラスール朝の裁判官と大宦官(馬場多聞)
出土遺物からみる人とモノの移動―カフィル・カラ遺跡出土資料を中心に(寺村裕史)
ユーラシア東方における外来人エリートの移動と「自由」―唐代〜モンゴル時代における陸・海ディアスポラの比較史(向正樹))
第三部 「移動の自由」再考(「航行の自由」をめぐる抗争としてのジェンキンズの耳戦争(薩摩真介)
奴隷交易廃絶活動がもたらすもうひとつの自由/不自由―一九世紀インド洋西海域における航海者と船籍問題(鈴木英明)
移動は人を自由にするか―「自然」を介した「自由」と「移動」の概念再考(新免光比呂))
終章 座談会

著者紹介

鈴木 英明 (スズキ ヒデアキ)  
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。国立民族学博物館グローバル現象研究部・総合研究大学院大学先端学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)