• 本

アンパンマンと日本人

新潮新書 1080

出版社名 新潮社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-10-611080-1
4-10-611080-6
税込価格 968円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

乳幼児の人気は不動のトップ、アニメや本におもちゃや食品など関連グッズを含めれば今や7兆円の巨大ビジネス。おなかが空いた人に自分の顔を食べさせる不思議なキャラクター、アンパンマンはどのように誕生し、国民的ヒーローとなったのか。愛する人たちとの別れ、過酷な戦争体験、幾多の天才からの高い評価、最愛の妻の支え…生みの親である漫画家やなせたかしの生涯をたどりながら、その秘密を解き明かす。

目次

第1章 世界6位、7兆円の巨大ビジネス(平成以降のヒーロー
テレビアニメで大ブレイク ほか)
第2章 高知の自然とデザインと死と(文化資本に恵まれた家庭環境
挿絵と抒情画と漫画 ほか)
第3章 アンパンマンはこうして生まれた(最初の登場はラジオコント
アンパンを買ってくれたおじさん ほか)
第4章 天才たちが愛した天才、やなせたかし(「遅すぎた」ではなく「早すぎた」天才
自宅に押しかけた永六輔 ほか)
第5章 「困った人を助ける」利他的本能(「お客さん」がいるかいないか
ご当地キャラは全国で200 ほか)

出版社・メーカーコメント

乳幼児の人気は不動のトップ、アニメや本におもちゃや食品など関連グッズを含めれば今や9兆円の巨大ビジネス。おなかが空いた人に自分の顔を食べさせる不思議なキャラクター、アンパンマンはどのように誕生し、国民的ヒーローとなったのか。愛する人たちとの別れ、過酷な戦争体験、幾多の天才からの高い評価、最愛の妻の支え……生みの親である漫画家やなせたかしの生涯をたどりながら、その秘密を解き明かす。

著者紹介

柳瀬 博一 (ヤナセ ヒロイチ)  
東京科学大学教授。1964年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。日経マグロウヒル社(現・日経BP社)を経て、2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)