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驚異の標本箱−鉱物−

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-04-115612-4
4-04-115612-2
税込価格 5,500円
頁数・縦 159P 30cm

商品内容

要旨

地球が生み出した、信じられないほど美しく不思議な物質、鉱物―。鉱物に魅せられた者たちによる究極の写真集!!『驚異の標本箱―昆虫―』『神秘の標本箱―昆虫―』に続く「標本箱シリーズ」最新刊は「鉱物」!美しいだけではない鉱物のおもしろさに息をのむ。

目次

もっともカラフルな鉱物
帯状のカラーグラデーション
クロムの赤か、鉄の青か
宝石になる鉱物
日本で採れる宝石鉱物
上部マントルからの贈り物
水晶のバラエティ
いろいろな形の水晶
水晶に閉じ込められた鉱物
日本式双晶
多彩なシリカ
“簾”の石たち
多くの宝石名をもつ鉱物
傷は天然エメラルドのあかし
銅を含む鉱物たち
燐灰石とその仲間たち
沸石、原子のジャングルジム
マンガンの赤
ウランとその資源
羊の皮をかぶった狼―仮晶と置換―〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

『驚異の標本箱−昆虫−』『神秘の標本箱−昆虫−』に続く「標本箱シリーズ」最新刊は「鉱物」!美しいだけではない鉱物の魅力を、いま最前線で新鉱物を発見し研究する研究者たちの解説でわかりやすく紹介し、鉱物写真の先駆者たちの、ここでしか見られない写真を多数収録しました。

著者紹介

渡邉 克晃 (ワタナベ カツアキ)  
地球科学コミュニケーター。写真家。1980年、三重県四日市市生まれ。広島大学にて博士(理学)の学位を取得。物質・材料研究機構(NIMS)、東京大学地球生命圏科学グループ、原子力規制庁技術基盤グループにて鉱物学および地質学分野の研究に従事したのち、2020年よりサイエンスコミュニケーション事業を開始。2024年より株式会社地学舎代表取締役
田中 陵二 (タナカ リョウジ)  
東海大学理学部化学科客員准教授。1973年、群馬県生まれ。有機・無機ケイ素化学、材料科学、構造有機化学、X線結晶学、有機地球化学が専門。最近は、地球化学的成因をもつ有機化合物の愉しさに目覚め、北海道から九州まで石を求めて彷徨っている。2023年に公表された新鉱物「北海道石」の発見者のひとり。高倍率マクロ写真による物質の撮影が趣味。児童書による若い世代への科学の啓発にも取り組んでいる
紀伊國 潔 (キイクニ キヨシ)  
鉱物写真家。1962年、兵庫県生まれ。1996年、前年に発生した阪神・淡路大震災を機に東京から帰郷。その2年後、地元である芦屋市にて鉱物標本専門店「キーズミネラルコレクション」をオープン。鉱物を販売する傍ら、アメリカの写真家Jeffrey A.Scovil(ジェフリーA.スコヴィル)氏に師事し、鉱物の撮影に取り組む。アメリカの鉱物専門誌「The Mineralogical Record」や、その他国内外の雑誌に写真を提供。近年は東京国際ミネラルフェアのガイドブックにも写真を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)