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平家物語の合戦 戦争はどう文学になるのか

歴史文化ライブラリー 617

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-642-30617-1
4-642-30617-X
税込価格 2,310円
頁数・縦 301P 19cm

商品内容

要旨

源平合戦を描いた文学『平家物語』は、なぜ人々の共感を呼ぶ物語となったのか。多数の異本に目を配りつつ合戦の歴史的経過をたどり、さまざまな性格を持つ物語を考察。物語に織り込まれた人々の欲求を読み解く。

目次

『平家物語』の合戦をどう読むか―プロローグ
橋合戦 以仁王の乱と異能の悪僧達
頼朝の東国合戦 頼朝の敗北・復活と三浦一族の奮戦
義仲の戦い 木曽冠者の進撃と朝日将軍の最期
一ノ谷合戦 源平最大の決戦
屋島合戦 義経の奇襲と「八島語り」
壇ノ浦合戦 平家の滅亡
『平家物語』は合戦をどう語ったか―エピローグ

出版社・メーカーコメント

源平合戦を題材に、後世の日本文化に多大な影響を与えた『平家物語』。合戦を語ることがなぜ人々の共感を呼ぶ物語となったのか。以仁王の橋合戦から頼朝・義仲の戦い、義経の一ノ谷・屋島(やしま)・壇ノ浦合戦まで、多数の異本に目を配りつつ、合戦の歴史的経過をたどり、さまざまな性格を持つ物語を考察。物語に織り込まれた人々の欲求を読み解く。

著者紹介

佐伯 真一 (サエキ シンイチ)  
1953年、千葉県に生まれる。現在、青山学院大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)