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財産断捨離のすすめ ボケを遅らせ、争族を防ぐお金の使い方

出版社名 白秋社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-434-35264-5
4-434-35264-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 204P 21cm

商品内容

要旨

老後の生活に関する数々の課題を本書で解決!脳が喜ぶお金の使い方があった!自分の楽しみにお金を使うと健康寿命が延びる!旅行や芸術にお金を使えば前頭葉が鍛えられる!薬より質の高い栄養摂取にお金をかける!人付き合いにはお金を惜しまない!見た目にお金をかけたほうが長生きできる!小金持ちの「争族」急増!相続と遺言の基本もわかる!

目次

序章 お金を使わない日本の高齢者の不思議
第1章 老後資金はどれだけ必要か
第2章 高齢者は重要な消費者である
第3章 ボケないお金の使い方
第4章 財産を使い切るために
第5章 争族を避け、もしもに備える
第6章 高齢者の消費が日本の未来をつくる
第7章 知っておきたい相続と遺言の基礎知識

出版社・メーカーコメント

脳が喜ぶお金の使い方があった!老後のお金の使い方のヒントが満載!小金持ちの「争族」急増!相続と遺言の基本もわかる!お金に関する課題を本書で解決!●老後資金の目安、「2000万円」は本当?●老後に使えるお金をどのように算出する?●公的介護保険とは?自己負担の割合は?●遺言はいつ、どのように用意する?●法定後見制度と任意後見制度の違いは?●運転免許返納の前に確認すべきことは?●「争族」を回避するために知っておくこととは?この本のタイトルは、「財産断捨離のすすめ」です。実は私は「断捨離」という言葉が嫌いです。なぜかというと、年をとったら自分が大事にしてきたものや思い出のあるものであっても、どうせ先々必要ないのだから捨てよう、遺された家族が困るから生前に整理しよう―そんな「断捨離」が多い。しかし、人は年をとればとるほど思い出に執着するものです。亡くなった後に家族が困るから断捨離しろということなら、亡くなった後、家族に捨てさせればいいではないですか。思い出のつまったものを自ら捨ててはいけないと私は思います。しかし、この本で私が提案する「財産」の断捨離とは、モノを断捨離することとは違います。財産断捨離とは、「自分のお金や資産を自らの手で思い出に変えましょう」ということなのです。(本書より)

著者紹介

和田 秀樹 (ワダ ヒデキ)  
1960年大阪市生まれ。85年東京大学医学部卒。同大学医学部附属病院精神神経科、老人科(現・老年病科)、神経内科で研修。国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデントを経て、当時、日本に3つしかなかった高齢者専門の総合病院・浴風会病院で精神科医として勤務。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、国際医療福祉大学大学院臨床心理学専攻教授を経て現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)