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美土里倶楽部

出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-12-005898-1
4-12-005898-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 241P 20cm

商品内容

要旨

「昨日まで確かにそばにいた夫はいったいどこに行ってしまったのだろう」夫を亡くしたばかりの美土里と、彼の忘れ物をきっかけに知り合った三人の女たち…。「未亡人倶楽部」の彼女らが過ごした一年間を描く傑作長編。

出版社・メーカーコメント

昨日までそばにいた夫は一体どこに行ってしまったのだろう。夫を亡くしたばかりの美土里と、同じ境遇の三人の女友達が、向き合わざるを得ない、夫の不在、そしてお墓のこと、供養のこと……。さまざまな思いをめぐらせた「未亡人倶楽部」の一年を描く。

著者紹介

村田 喜代子 (ムラタ キヨコ)  
1945年、福岡県生まれ。77年、「水中の声」で九州芸術祭文学賞最優秀作を受賞し、本格的な執筆活動に入る。87年、「鍋の中」で芥川賞を受賞、90年『白い山』で女流文学賞、92年『真夜中の自転車』で平林たい子賞、98年「望潮」で川端康成賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)