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原田マハのポスト印象派物語

とんぼの本

出版社名 新潮社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-10-602309-5
4-10-602309-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 117P 22cm

商品内容

要旨

ゴッホ、ゴーギャン、セリュジエ、ルドン、セザンヌ―「誰も見たことがないようなとてつもなく新しい絵」を描く!アート小説の名手が綴った5編の短編連作。ポスト印象派の画家たちの苦闘と交流に、胸が熱くなる!『原田マハの印象派物語』待望の続編。ゴッホ最期の地や、画家たちが訪ねたブルターニュ等、ゆかりの場所を巡るフランス紀行、そして三浦篤による「ポスト印象派」解説も。

目次

ポスト印象派紀行1 オーヴェール=シュル=オワーズにゴッホを訪ねる
5人の画家との接触(“パリのカフェでばったり出会う”エミールと私―からのプロローグ
ゴッホの物語“ルピック通りのドアをノックする”―ファン・ゴッホとエミール(と私)
ゴーギャンの物語“ポン=タヴェンで黄色いキリスト像を見上げる”―ゴーギャンとエミール(と私)
セリュジエの物語“ル・プールデュの食堂で話し込む”―セリュジエとエミール(と私)
ルドンの物語“カフェ・ヴォルテールで春風になる”―ルドンとエミール(と私)
セザンヌの物語“エクスで記念写真を撮る”―セザンヌとエミール(と私)―からのエピローグ)
「ポスト印象派」を理解するために
ポスト印象派紀行2 ブルターニュ地方にゴーギャンと仲間たちを訪ねる

出版社・メーカーコメント

ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ−−。ポスト印象派の画家たちの感動の物語! アート小説の名手が綴った5編の短編連作。「誰も見たことがないようなとてつもなく新しい絵」を描く! 画家たちの苦闘と交流に思わず胸が熱くなる。『原田マハの印象派物語』待望の続編が完成。ゴッホ最期の地や、画家たちが訪ねたブルターニュ等ゆかりの場所を巡るフランス紀行に、三浦篤による「ポスト印象派」解説も。

著者紹介

原田 マハ (ハラダ マハ)  
1962(昭和37)年、東京都生まれ。作家。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室在籍中の2000(平成12)年、ニューヨーク近代美術館に半年間派遣。その後2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、翌年デビュー。2012年に発表したアートミステリ『楽園のカンヴァス』は山本周五郎賞、R‐40本屋さん大賞、TBS系「王様のブランチ」BOOKアワードなどを受賞、ベストセラーに。2024年に『板上に咲く』が泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)