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認証と認可Keycloak入門 OAuth/OpenID Connectに準拠したAPI認可とシングルサインオンの実現

第2版

出版社名 リックテレコム
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-86594-436-5
4-86594-436-2
税込価格 4,840円
頁数・縦 479P 24cm
シリーズ名 認証と認可Keycloak入門

商品内容

要旨

最新の標準化内容を完全にキャッチアップ!第2版も第1版に引き続き、国内のKeycloak第一人者が集結し、本書を全面的に改訂しました。本書は、背景となる基礎知識からKeycloakの本番環境への適用方法を学べる書籍というコンセプトを踏襲しつつ、この3年間のアップデートを盛り込んでいます。背景知識についてはログアウトのフローを補足するとともに、Keycloakの可用性確保に向けて重要性が増したセッションの解説を厚くしました。また、構築についてはQuarkusベースのアーキテクチャーに対応して刷新しています。認証と認可でお悩みの方やCNCFのプロジェクトになったKeycloakについて知りたい方は、必読の一冊です。

目次

入門編 基礎知識を習得しよう(Keycloakを理解するための第一歩
OAuthとOIDCの基礎知識
SSOの基礎知識 ほか)
実践編 実際の3つのユースケースを題材に基本的な使い方と設定方法をマスターしよう(OAuthに従ったAPI認可の実現
SSOを実現する
さまざまな認証方式を用いる)
応用編 実システム利用を見据えた使い方を知ろう(Keycloakのカスタマイズ
Keycloakの非機能面の考慮ポイント)

著者紹介

中村 雄一 (ナカムラ ユウイチ)  
日立製作所Hitachi OSPO所属。博士(工学)。KeycloakにおけるOSSコントリビューションとビジネスのエコシステムを確立した経験を活かし、Head of OSPOとして自社のOSS戦略をリード。また、the Linux FoundationのBoardおよびCNCFのGoverning Boardとして、Cloud Native Community JapanやFinOps Foundation Japan Chapterの運営を通じて日本のOSSコミュニティ活動の活性化を図っている
和田 広之 (ワダ ヒロユキ)  
NRI OpenStandia所属。2002年に株式会社野村総合研究所に入社。認証・認可、ID管理分野を中心とした技術コンサルティング、システム構築に従事。KeycloakやmidPointなどのOSSにコントリビューションを行っている。また、Cloud Native Security Japanのオーガナイザーとしても活動中
田村 広平 (タムラ コウヘイ)  
NRI OpenStandia所属。認証・認可の分野の業務は10年以上前から始め、後にOPenAMのコミッターとなり、多くの改良や記事の執筆を行った。OpenAMが商用製品化されてからは、Keycloakのサポートへメインの業務をシフトし、Keycloakのバグ修正や日本語化、Webや書籍での執筆活動などを行っている。現在、趣味の延長でAI関連の書籍を監訳中
田畑 義之 (タバタ ヨシユキ)  
日立製作所Hitachi OSPO所属。IAMやAPIプラットフォームのコンサルティングに従事。KeycloakやCNCF TAG Securityにコントリビューションを行っている。また、CNCFアンバサダーやCloud Native Community Japan/Cloud Native Security Japanのオーガナイザーとして、クラウドネイティブの普及促進に努めている。Keycloakの言語メンテナーとしてKeycloakの日本語化も推進中
青柳 隆 (アオヤギ タカシ)  
NRI OpenStandia所属。10年以上前からOpenAMのシステム構築で認証・認可の分野に関わるようになる。現在はKeycloakおよびその関連OSS(Apache、mod_auth_openidc、oauth2‐proxyなど)を主としたサポートおよび障害調査業務に従事。関連OSSのバグ報告や、Web記事の執筆などを行っている
奥浦 航 (オクウラ ワタル)  
NRI OpenStandia所属。2015年に株式会社野村総合研究所に入社。さまざまなプロジェクトで基盤担当のエンジニアとして経験を積む。現在は認証・認可、ID管理、CI/CDの領域の業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)