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中世稚児物語集 現代語訳

平凡社ライブラリー 987

出版社名 平凡社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-582-76987-6
4-582-76987-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 351P 16cm

商品内容

要旨

中世の寺院は仏道修行の場でもあり、漢籍などを修める学問の場でもあった。その寺院に学問、修行のために預けられた稚児は高僧や僧侶たちの寵愛の対象となったばかりではなく、神仏の顕現として聖なる存在とも見なされていた。その稚児と僧侶の恋愛模様を描いた「稚児物語」。本書では一一作品の現代語訳を収録。

出版社・メーカーコメント

寺院に住み込みで仕えていた青年と僧侶との間の恋愛を描いた「稚児物語」。すれ違い、嫉妬、自殺未遂……。ドキドキしっぱなし間違いなしの珠玉の11作品を収録!

著者紹介

木村 朗子 (キムラ サエコ)  
1968年生まれ。津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科教授。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)