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仰天・俳句噺

文春文庫 ゆ2−41

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-16-792368-6
4-16-792368-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 399P 16cm

商品内容

要旨

「俳句のことを書かせてください」。令和3年にリンパがんと診断され、小説の連載も趣味の釣りも、全て休まざるを得なくなった作家・夢枕獏。そんな彼が闘病中にどうしても書きたかったもの―それは「俳句」について。思い出の句会や、季語のもつ不思議な力、今は亡きあの人との逸話まで…。エネルギッシュな闘病×俳句エッセイ!

目次

第一回 真壁雲斎が歳下になっちゃった
第二回 尻の毛まで見せる
第三回 オレ、ガンだからって、ズルくね
第四回 「おおかみに螢が一つ―」考
第五回 翁の周辺には古代の神々が棲む
第六回 すみません、寂聴さん書いちゃいました
最終回 幻句のことをようやく
補遺 野田さん

出版社・メーカーコメント

「俳句のことを書かせてください」令和3年にリンパがんと診断され、小説の連載も趣味の釣りも、全て休まざるを得なくなった作家・夢枕獏。そんな彼が闘病中にどうしても書きたかったもの??それは「俳句」について。思い出の句会や、季語のもつ不思議な力、今は亡きあの人との逸話まで……。エネルギッシュな闘病×俳句エッセイ!

著者紹介

夢枕 獏 (ユメマクラ バク)  
昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、平成元年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、10年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。『大江戸釣客伝』で、23年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、翌年に第46回吉川英治文学賞を受賞。30年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)