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怪異・妖怪学コレクション 2

歴史のなかの怪異・妖怪

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-309-71482-0
4-309-71482-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 389P 20cm
シリーズ名 怪異・妖怪学コレクション

商品内容

要旨

時代とともに変容する怪異・妖怪文化、史料が語るものとは…古代から近代、人間はいかにそれを記録してきたか―?これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!

目次

総論 歴史のなかの怪異・妖怪(木場貴俊)
1 古代(モノノケ・モノノサトシ・物恠・恠異―憑霊と怪異現象とにかかわる語誌(森正人)
災害・怪異と天皇(山下克明)
平安時代の「フシギ」革命(榎村寛之)
怨霊の思想(山田雄司))
2 中世(怪異学研究序説(西山克)
天狗―“魔”の精神史(阿部泰郎)
能の幽霊・考)
3 近世(怪異との共棲―『宿直草』に萌すもの(堤邦彦)
鍋島猫騒動―御家騒動の物語化と怪異性(高野信治)
江戸時代の文化の中の「妖怪」(木場貴俊)
蜘蛛考(村上紀夫)
鳥山石燕『百鬼夜行』考)
4 近代(妖怪の出没する場所と時代(佐々木高弘)
怪談の近代(一柳廣孝)

著者紹介

小松 和彦 (コマツ カズヒコ)  
国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。長年、日本の怪異・妖怪研究を牽引してきた
木場 貴俊 (キバ タカトシ)  
京都先端科学大学人文学部准教授。専門は日本近世文化史。博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)