疵の迷楼 耽美幻想セレクション
宝島社文庫 Cあ−33−1
出版社名 | 宝島社 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-299-06793-7
(4-299-06793-2) |
税込価格 | 790円 |
頁数・縦 | 255P 16cm |
商品内容
要旨 |
山上の神社へ肝試しに訪れた、美しい少年士官が出逢った不可思議な出来事とは(泉鏡花「妙の宮」)。病気療養中の少女には、女学園の後輩であり恋人の少女がいた。ある日、その恋人が密室殺人事件に巻き込まれ―(小栗虫太郎「方子と末起」)。下宿先の住人は皆奇妙な行動をする(坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」)。錚々たる文豪の名作が集った、耽美と幻想の世界に溺れる短篇集。 |
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出版社・メーカーコメント
狂気と享楽の世界に耽溺する―― 10の名作が誘う、底なし沼へようこそ (あらすじ) 山上の神社へ肝試しに訪れた、美しい少年士官が出逢った不可思議な出来事とは。(泉鏡花「妙の宮」) 病気療養中の少女には、女学園の後輩であり恋人の少女がいた。ある日、恋人が密室殺人事件に巻き込まれ――。(小栗虫太郎「方子と末起」) 下宿先の住人は皆奇妙な行動をする。(坂口安吾「蝉 あるミザントロープの話―」) 10名の文豪の名作が集った、耽美と幻想の世界に溺れる一冊。 <収録作品> 江戸川乱歩「鏡地獄」/谷崎潤一郎「人魚の嘆き」/小栗虫太郎「方子と末起」/泉鏡花「妙の宮」/木下杢太郎「少年の死」/坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」/夢野久作「死後の恋」/芥川龍之介「疑惑」/小川未明「百合の花」/中島敦「文字禍」